2026年03月

28年目の床

 

スタジオの床を研磨することになりました。

この床は、スタジオを作った時から
ずっと踊り続けてきた床です。

気がつけば
ダンスアトリエミキも4月で28年目に入ります。

そして今回、
この床を初めて削ることになりました。

削られて、新しくなる床です。

数日前、少し印象的な出来事がありました。

小さな子がぐずってしまうことが続き、
一度スタジオから離れる方向で話し合いをしてきました、
とお母さんからご連絡をいただきました。

でもレッスンでは元気に踊り、
帰る時には

「来週も来る」

と言うのです。

お母さんも
「また戻ればいいですよね」と。

私も
「そうですよ」
と答えました。

スタジオは、
来たい時に来て、
少し離れても、また戻ってこられる。

そんな場所でありたいと思っています。

研磨前日のレッスンには、
昔の生徒たちが7年ぶりに集まりました。

それぞれが自分の道を歩いている中で、
一人の生徒から「復帰したい」と連絡があり、
さらに帰省中の友達も参加したいと続きました。

他の生徒にも声をかけると、
「行きます!」と一つ返事。

久しぶりに会っても、
当時と変わらない笑顔がそこにあり、
とても嬉しく感じました。

そんな時間を共にしたこの床も、
まもなく新しく生まれ変わります。

そしてこのタイミングで、
ゆうき先生の大人バレエクラスも始まります。

長い時間、
たくさんの人が踊ってきた床。

そしてこれからも、
新しい時間を重ねていきます。

  

1日目はスタジオの反面の研磨でした

 

2日目は全眼の研磨とヤスリがけをしていただきました。

3日目はワックス掛けです。踊った時の滑りなどの調整もあり講師2人で行いました。

7年ぶりの生徒が集まったレッスンが、たまたまこの床での最後のレッスンになりました。ありがとう! 

 

 

美しい姿勢

 

 

レッスン中、

「あらっ、綺麗な姿勢になったね。」

と、思わず写真をパシャリ。

首のライン、背中のライン。

女の子にとって姿勢の美しさは一生の財産です。

でも最初からこうだったわけではありません。

Sちゃんは側湾と言われ、

専門医からこう言われました。

「体を理解しているダンスの先生のところへ通いなさい。」

幼稚園から通い始めて5年。

成長期に入り、

検診は年1回から半年に1回に。

そしてレントゲンの日。

医師が写真を見て言いました。

「角度が取れません。」

背骨は、まっすぐでした。

本人は、

「真っ直ぐになって嬉しかった。」

その言葉が、すべてでした。

体は、ちゃんと応えてくれる。

 

そして今、レッスンでは

足の使い方を学んでいます。

下半身が安定してくると、

上半身がふっと自由になります。

すると、表現が生まれてきます。

今取り組んでいるソロでは、

鳥が羽を整える場面があります。

嘴で羽をつつき、

そっと引き整えるような動き。

体が整ってきたからこそ、

そんな繊細な表現もできるようになってきました。

本当にダンスって素晴らしい💫