スタッフブログ

子育て心理のヒント vol.1

 のべ10万人以上の指導から見えてきた、

    “お母さまの笑顔”を守る

    〜子育て心理のヒント〜

 

 

「子どもに自信を持ってほしい」

「自分でできた!と笑ってほしい」

 

そんな願いを持つお母さまは、きっとたくさんいらっしゃると思います。

 

 

でもふと気づくと、子どものことばかり優先して、自分のことは後回し…。


そんな日々に、少しだけ“自分を大切にする時間”を加えてみませんか?

 

 

ここは、同じ思いを持つお母さまたちが集まり、

「わかる、私もそうだった」

と語り合える、あたたかな場所です。

 


ダンスやセルフメンテナンスの時間が、

子育ても人生も、少しずつ軽やかに変えていきます。

 

そしてこれから、

「子育て × お母さまの心理学」の視点から、

日々の中にそっと寄り添えるような

メッセージをお届けしていきます。

 

共感したこと、気になったこと、

「私もこんなことで悩んでます…」という思いも、

どうぞお気軽にLINEしてくださいね。

 

言葉にすることが、

心をゆるめる最初の一歩になることもあります。

 

また、これから皆さまと一緒に考えていきたいテーマや、

取り上げてほしい議題も募集しています。

 

「こんな話を聞いてみたい」

「こんなとき、どうしたらいい?」など、

どんな小さなことでも大丈夫です。

 

ぜひお聞かせください。

 

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Vol.1:「がんばりすぎない子育て」

 

  〜自己犠牲ではなく、

    “自分をたいせつにすること”から、

       そっと始めてみませんか〜

 

 

こんな思い、ありませんか?

 

・子どものために、いつも自分を後回しにしている

・「私は我慢してるのに…」と、心の奥でふと感じることがある

・言いたくないのに、ついきつく言ってしまって後悔する

・「いいお母さんでいなきゃ」と思うほど、息が詰まりそうになる

 

 

1. 「ちゃんとしなきゃ」の正体

 

「ちゃんとした母親でいなくちゃ」

そんな思いが、

無意識のうちに心の重荷になっていませんか?

 

日本には、

“母性神話”や“我慢は美徳”とされてきた価値観が、

今も静かに根づいています。

 

でも、そのまま頑張り続けることで、

お母さまご自身が苦しくなってしまうこともあるのです。

 

知らず知らずのうちに起こること…

・親のストレスが子どもに伝わってしまう

・子どもが「自分のせい?」と、罪悪感を抱いてしまう

・「我慢するのが当たり前」という価値観が受け継がれる

・「頑張ってるのに…」という想いが、親子関係をギクシャクさせてしまうことも

 

そして、心が疲れ果ててしまう前に⸻

少し立ち止まることも大切です

 

 

2. 我慢は、子どもに“言葉以外”で届いています

 

「お母さんのために○○しなきゃ…」

「どうしていつも疲れているのかな」

子どもはとても敏感です。


親の我慢やつらさは、言葉にしなくても、

しっかりと感じ取っています。


そしてそれが、

子どもの心にも影響することがあるのです。

 

 

3. ついきつく言ってしまうのは、

「わかってもらえない寂しさ」からかもしれません

 

「どうしてわかってくれないの!」

そう言ってしまうとき、

本当はこんな想いがあるのかもしれません。

 

・「私もがんばってるのに…」

・「誰かに気づいてほしい、わかってほしい」

 

自分をたいせつにする時間を少しだけでも持てたら、

その“寂しさ”も、やわらいでいくかもしれません。

 

 

4. “がんばりすぎない子育て”の第一歩は、

自分にやさしくすることから

 

子どもをたいせつに思う気持ちは、

そのままで大丈夫。


そこに少し、

「自分のことをたいせつにする時間」も

加えてみませんか?

 

・1日10分、深呼吸して“自分に戻る”時間をつくる

・「〇〇しなきゃ」を手放す、小さな習慣を試してみる

・「今日はちょっと疲れたな」と、自分の気持ちを声に出してみる

 

お母さんが笑っていることが、

子どもにとって一番の安心です。


誰かと比べなくていい、

自分のリズムで進めばいい。

 

 

「がんばりすぎない子育て」で、心に小さな余白を。

 

 

「お母さんが子供達に最初の人間関係を与えて上げます。

お母さんの笑顔をじっと見つめ、

赤ちゃんは生後2ヶ月で既に微笑みを返してくるんです。

赤ちゃんは自分の顔なんか見たことないんです。」

             (H. ワロン)


 

vol.2「子どもの成長に合わせた親の関わり方」