2017年06月27日

続けること

  

これは神戸駅。富弘美術館にぶらりと行った時の写真です。多分16,7年前、常先生が名倉先生の振り付けで富弘さんの”銀の指輪”を踊る…と言うことで、

“本物はきっと色が違うと思うから見に行きたいの”

と、誘っていただき5人で同行させていただきました。

常先生の踊りに対する姿勢は素晴らしいです。でも立派である為にしてるのでなく、やりたいからやっている。必要だからやっている。こんなスタンスだと思うのです。

私は名倉先生に出会い心から尊敬し慕い、基礎を固めたく、また心情や人生を名倉先生とは違う形で表現する常先生にも師事を仰ぎました。今も尚且つ先生方は毅然と、そしてしなやかに前を歩き続けて下さります。私は何かの折には先生に相談したり、影響を与えていただき今日に至ります。一つ事を通して来ている素晴らしさ。事あるごとに圧巻です。

先日、常先生から美希ちゃん、スタジオ長く続けてるねーと、声を掛けていただきました。スタジオ始めて23年。どうだったかなぁ〜と振り返ります。先生方と比べるなんて事はしません。出来ません。でも続けて来て、解るようになれたこと。見えてきた事。深さや長いお付き合い。沢山の学びがありました。何度も挫折はあったけど続けてきて良かった。

今、子供たちを教えています。苦しい時も、めんどくさい時も、もう出来ないと思う時もあるかも知れない。でも、その先に自分が今まで出会わなかった、或るいは出会わなくてはいけない何かがある。負けないで続けて欲しいです。